SPIRITUAL JOURNEY

聖なる地球を旅するヒーラーセラピスト・たこうあつみのブログ

古いカラフルな町並みで人気・イスタンブールのフェネル・バラト地区

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フェネル地区
イスタンブールの沿岸部(金角湾沿い)には、ギリシャ人やユダヤ人が居住していたコミュニティがあった。彼らのほとんどはすでにここを離れているが、残された家々や学校、教会は、今のイスタンブールを「文明の交差点」として、さらに色濃いものにしている。修復されたこのエリアは、Instagram効果でぐんと観光客が急増したらしい。フォトグラファーに人気のフェネル・バラト地区とは?





バラト(Balat)地区とフェネル(Fener)地区の町並み

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バラト地区
フェネルとバラトは隣接していて、どちらも金角湾を臨む古い町並みが特徴だ。この街の歴史は、オスマン帝国がここコンスタンティノープルに誕生した頃にさかのぼる。コンスタンティノープルを滅ぼした征服王・メフメト二世が、フェネル地区にはギリシャ人を、バラト地区にはユダヤ人を、それぞれ招き、住まわせたことが始まりだ。
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フェネル地区
今も、ギリシャ・ユダヤの家々、学校、教会などが残されていて、古いヨーロッパの雰囲気を楽しめる町になっている。しばらく前までは木造家屋のすたれた古い町並み…といったところだったが、修復され、すっかり人気のフォトスポットに生まれ変わったのだ。
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バラト地区
静かな町は、朝の散歩にもぴったり。カメラを片手に、猫に出会い、カフェでお茶をし、教会・ジャーミィめぐりをゆったりする。せわしない旧市街を外れて、ゆったりした休日を過ごせるだろう。

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このエリアで見るべきもの5選

このエリアには、なんといっても、ギリシャ高校がある。そのアーキテクチャは見る人を必ず魅了する。時間があれば、ギュル・ジャーミィとギリシャ正教会もめぐっておきたい。

1.私立フェネル・ギリシャ高校(Özel Fener Rum Lisesi)



フェネル・バラト地区で最も有名な建築物が、この高校だ。オスマン帝国皇帝メフメト二世がこの地を征服した後、多くの人々がコンスタンティノープルからイタリアやギリシャに移住してしまった。メフメト二世は、言葉や文化の自由を保証した上で、この地にギリシャ人を呼び戻しますことにしたのだ。



そして建てられたのが、このギリシャ正大学。神学、哲学、文学を教える大学のような学校で、オスマン帝国の宗教的権威は、この学校の卒業生であった。19世紀からは、ギリシャ高校として利用されてきた。見事なアーキテクチャは、誰もが思わずカメラを構えてしまう。

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2.ギュル・ジャーミィ(Gül Camii)



バラトから少し南に歩いて、隣接するジバリ(Cibali)地区へ。ギュル・ジャーミィとは、薔薇のモスクという意味で、ジャーミィの色に由来するものだろう。いつ建築されたものなのかはっきりしていないが、10〜12世紀ごろ、ビザンチン帝国時代中期に建築されたものではないか、とされている。



オスマン帝国征服後、ジャーミィに改築された教会のうちの一つで、中央ドームは4つの柱に支えられるオーソドックスなつくり。よく見ると、天井にはしっかり六芒星が残っている。偶像崇拝禁止運動で亡くなった女性の遺品が聖遺物として遺されていて、欧米から巡礼に訪れる人も少なくない。

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3.コンスタンティノープル総主教座(Aya Yorgi Patrikhane Kilisesi)



東方正教会の総本山ともいえるコンスタンティノープル総主教座(アヤ・ヨルギ教会)。この教会が力を持ち始めたのは、オスマン帝国になってからのことだ。当初、この教会はコンスタンティノープルに14あった教会のうちの、一つの教会であったにすぎなかった。メフメト二世から東方正教会の総主教座として認められてからは、優遇を受け続けていた。今の教会は、1991年に完成した新しいもの。時間があれば、ぜひ散歩ついでに立ち寄ってみたいところだ。

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4.モンゴルの聖母マリア教会(Kanlı Kilisesi)



朱色に塗られた教会は、”血の教会””モンゴルの聖マリア教会”ともよばれている。モンゴル王に嫁いだ王妃によって13世紀ごろに建てられたものだ。この教会は一般公開をしていないので、中に入ることはできない。多くの教会がモスク(ジャーミィ)に改築されていく中、この教会はギリシャ人コミュニティに委ねられた。

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5.ブルガリア正教会(Bulgar Ortodoks Kilisesi)



海沿いでひときわ目立つ白い教会は、ブルガリア正教会の聖ステファン教会だ。木造ではなく、珍しいオール鉄素材で建てられているため、鉄教会ともよばれている。鉄教会は19世紀に建てられ、2018年にトルコ政府によって修復が完了したばかり。



修復を終えたばかりの教会は、よりいっそうきらびやかで、眩しいとさえ思える。

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文明の交差点は猫のたまり場



猫好き天国・トルコだが、フェネル・バラトエリアにも猫がとても多い。トルコの猫は逃げないので、なで放題だ。そこら中猫カフェ状態である。素敵なカフェも増えていて、ますます魅力のエリアになっている。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。

※この記事は、トルコのとりこ(2020/1/26)をリライトしたものです。



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